知っていることと経験してみることは違う

今回は技術とか何も関係のない普通の記事です。

最近改めて知っていることと、経験してみることは違うと実感する。
例えば、最近Twitterで正社員とフリーランスどっちがいいかという議論が活発に行われていた。実際はそれぞれメリデメあるよねというのが真実だがTwitterという文字数が少ない空間では「あるべき」だという強い意見が目立ってしまうのではたから見ると何とも言えない気分になった。

そもそも自分の場合は、正社員とフリーランスについてメリデメで決めるのがそもそも微妙な問題であると考えている。例えば、フリーランスのメリットが2つ勝っていたらそれを選ぶかというとそんなので選ぶ人はいないんじゃないかと。つまり生き方の問題であるのにメリデメで比較してもというのが正直な感想。

じゃあ何故こういう論争が起きたのかと言うと、知っていることだけで議論しているからと考えていて。実際に自分はフリーランスになってみて考え方は変わった。具体的に言うと今までは正社員の場合、月給ベースで多い少ないみたいな考え方であったが、フリーランスになってからは長期的に見てどのくらい投資したらどのくらいのリターンが返ってくるんだろうという考え方になった。こういうのは知識ではなく経験で知ることなんだと知った。

つまりフリーランスになってみないと分からなかったし、本に書いてあっても理解は出来なかっただろうと思う。 正社員・フリーランスみたいな大きなことじゃなくても、大体のことはとりあえずやってみてなんか違うと思ったら辞めればいい。なんか違うと思ったのなら向いていない可能性が高いし向いていないことに時間を使うのはもったいない。選択することに時間をかけすぎていて止まってしまう方がもったいないなと感じる。

もちろん、経験することで戻れなくなるということはある。
そういう時は小さく判断をする。例えば自分もよくフリーランスなったねと言われるが、大きな決断をしていない。小さな判断の積み重ねをしていき、リスクを出来るだけ最小化してきた。

自分はサービスを作っているが、上手くいくかどうかは分からない。。
上手くいくかどうかは分からないけど、上手くいくかどうか分からないことに挑戦している自分が好きだからやってる。