企業勤めでは評価と年収に相関性はそこまでないんじゃないかな

cassetteの延澤です! 以下の記事を読んで少し引っ掛かることがあったので記事を書きます。 logmi.jp

簡単な要約

技術力ばかり上げていたら、相手から求めていることとの乖離が起きて評価が上がらないよというお話。後半の時間と目標については前半の話とあんまり関係ないのでここでは無視します。

評価と年収に相関性はそこまでない

9割同意する内容なんだけど、年収1000万円との関連性があまりよくわからなかった。相手の評価が良かったからといって年収が上がるということは考えづらい。例えば、平均年収500万円ぐらいの企業で働いていた場合いくら優秀でも年収1000万円に手が届くのは難しいじゃないのかな。この人は評価と能力が良ければ年収も上がると考えているけど、自分は個人の能力よりも以下の三点で年収は決まると思う。

  1. 業界年収
  2. 企業業績
  3. 企業文化

1. 業界年収

業界の平均年収というのは大体決まっていて大きくそれることはない。何故かと言うと業界首位の会社が粗利で業界2位の会社に倍の差をつけていたとしても社員の平均年収に2倍の差があることは聞いたことがない。これって談合なんじゃないのかと個人的には考えている。

2. 企業業績

どんなに優秀で救世主な人材であっても会社の業績が悪ければ年収は伸びない。まあ金がないからしょうがいないよね。シリコンバレーではそもそも投資金額が桁外れに多いから企業業績関係無しに給料が払われる。すごい文化だな。

3. 企業文化

よくあるのが企業の文化として特定の部署が強いということ。例えば、Googleではエンジニアが部門が強いためエンジニアとしては働きやすいし年収も高い。自分はかつて働いていた部門の幹部がウチの部門はコストセンターだって言っていて萎えたことはある。謙遜するのもいいけどWeb企業の開発がコストセンターだって言い切られると流石に苦笑した。
なので会社の認識としてこの部署は利益を生み出していると考えているかどうかで大きく変わる。

年収とは

何を言いたいのかというと個人の能力や成果なんて上記の3つの要素に比べれば鼻くそみたいなものだ。そういう不安定な要素で年収なんて決まるのだから自分がやりたいことをしてお金を稼いだ方がいい。他人の評価ばかりを気にして成果を上げる人生って楽しいのかな。

まとめ

自分は上記の不安定な要素を嫌ってフリーランスになったのも一つの理由だ。能力と稼ぎは直結するし例え駄目でも納得感はある。
他に能力的なことを言うと関数型言語最高と普段言っている自分が言うのもあれだがプロジェクト管理の経験はやって損はないと思う。視野が広くなるし管理者が自分に何を求めているのかも分かる。自分が関わるプロジェクト失敗の確率がかなり減るのでオススメです。