個人開発での収益化について

個人開発したサービスで何かしら収益化して生活したいと考えている人は多いですよね。そんな時に2020年の今自分が考える収益化について書いていきます。

結論からいうと、サービスを大きくしてから収益化について考えるというのは難しいのかなと。
何で難しいのかについて言うと、課題の解決と実際にユーザーが負担して払うことは全然違う問題だから。

例えば、自分は2ちゃんねるのまとめを読むことがあるが、あれがいくら有料課金になったとしてもお金を払わないと思う。反対に自分はIntelliJ IDEAというIDEに課金している。その違いについて考えてみると、IDEに投資することで仕事の生産性が上がるが、2ちゃんねるのまとめはただの暇つぶしだから。

2ちゃんねるのまとめが無くなってもすごく困らないが、IDEは無くなるとすごく困る。だから、課題の解決だとしても何の問題を解決するかで実際にお金を払うかどうかが決まる要素は大きい。

ユーザーを集めてから収益化を考える

もともとこの考え自体はFacebookTwitterなどのサービスからこの考え方が来ていると思う。 日本で言うとLINEやアメブロが思いつく。共通しているのはそれぞれプラットフォーマーの立ち位置で膨大なユーザーを抱えて成功している。

つまり、ユーザーを集めてから収益化というのは膨大なユーザーを集める必要性があるので、個人開発のサービスで集めるのは厳しい。というよりも個人ではなく企業だとしてもこのビジネスで成功するのはかなり難しい部類に入ると思う。もちろん、特定ジャンルに絞ればまだ大丈夫なのかもしれないが、どちらにせよ広告などの手段で稼ぐのは難しい。

個人開発での収益化

そこでどうすればいいのかというのを考えると、自分ならお金を払っても使用するサービスを作るのが良いと思う。

すごく普通だけどサービスのクオリティをどこまで磨くのかを決める時はこの基準が良いと考えている。企画段階でも課金する前提でアイディアを考えてしまった方が最終的に楽だと思う。

もちろん自分ならお金を払っても使用するサービスのクオリティはすごく高い基準だ。デザイン・機能の両方を満たすのを考えると個人のレベルではかなり難しかったりする。他にもマーケティングもやらないといけない。

結局、課金までを想定したサービスを考えると自分1人では難しく、チームを組んで取り組んだ方が良いのではと今では考えている。収益で言えば受託でやった方が明らかに効率は良いので。

ということで自分は受託事業を誰かと組むのは微妙だけど、そういったサービスを作るのは今後誰かと組んだりしたいなということでした。