業務委託先を変えた

先月、業務委託先を変えるために営業活動をしたので感想をメモしていきたい。

業務委託先の変更理由

今はiOSエンジニアとして活動している。元々、WEBのバックエンド・フロントエンドをメインにしていたが3年ぐらい前にiOSに転向した。以下の記事がその内容。

developer-cassette.hatenablog.jp

業務委託先の変更理由は当時未経験のiOSの分野に挑戦するため単価を落としたので、そろそろ回復させたいのが理由。元の現場で交渉することも出来たが過去に交渉経験もあり、大幅な増加は見込めないと判断した。

先に結果を書いてしまうが、単価も上がり労働条件も前回の現場と変わらないので成功と言っていいだろう。

前回の記事の答え合わせ

まずクロスプラットフォームアプリについて書いていきたい。上の記事では今後流行るかもぐらいの温度感だったが、今後の新規アプリの5割はクロスプラットフォームで開発されるぐらい伸びそうな勢い。ただし単価については予想通りでクロスプラットフォームだからといって上昇はしていない。

ただフルリモートなど労働条件が柔軟な現場が気持ち多そう?なので総合的に判断した方がいいだろう。あと自分の予想としてネイティブアプリエンジニアの単価は上昇していくだろうとしていたが、クロスプラットフォーム技術の進歩のおかげで上がることはなかったので予想を外した。

脱線するがFlutterかReact Nativeかについてに言うと、Flutter一択だと考えている。RNはそもそもエンジニアの確保が難しいし、描画処理についてもFlutterの方が速い。クロスプラットフォームとは言えネイティブの知識がゼロで最後まで完成させるのが難しい上に、ネイティブエンジニアでRNを支持している人はいないので確保が難しいというのが理由だ。

RNだとReactの知識が活かせるからという理由も分からんでもないが、そもそもフロントエンドエンジニアの数が潤沢にいるわけでもないので兼務させる場合、フロントエンドのエンジニアが本当にやりたいのかも疑問である。

ただ個人開発でどちらを選択するのかは自由だと思う。

営業活動について

今回もエージェントを通さず直接営業した。8社ぐらいに連絡して面談までたどり着いたのが2社だったので、正社員採用に比べて業務委託先を見つけるのは比較的難しい。 とくにiOSエンジニアの場合は必要とする頭数が少ないのでバックエンドエンジニアに比べて苦戦する。

反面、面談では自分の経歴が評価されたのかiOSエンジニアの場合だらかなのか分からないがあまり技術的なことを突っ込まれることはなかった。iOSエンジニアの場合、使用している技術の幅がバックエンドに比べて狭いのでお互いに技術的な質問は少ないのと、Swiftという言語仕様が複雑な言語を使っているので絶望的にプログラミングが出来ない人というのが少ないのも理由だと思う。反対にバックエンドはすごい人もいるが、レベルの低い人もいるので面談でのチェックが厳しくする必要がある。

その他ソフトスキルというか技術以外の部分についての質問が多かった。自分もそれは正しいと思っていて、30歳以上のエンジニアに細かい技術的な質問をするよりも、本人の得意不得意の領域やその人の仕事のスタンスを深堀りした方が実際に仕事する上では良い結果になる。

まとめ

昔は請負と準委任契約でより時間が縛られないメリットとして請負にメリットがあった。だけど最近のリモートワークの流れによって通勤時間が無くなり、場所に縛られないという請負のメリットが相対的になくなった。ただし、単価交渉や外注で再委託できるなど上手くやれば請負の方が爆発力はある。